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タイの不妊治療費用はいくら?相場を解説【2026年版】

バンコク不妊治療の費用

こんにちは、「バンコク不妊治療ナビ」まにょです。私はバンコクで2年半の不妊治療(タイミング法・体外受精・顕微授精)を経験し、現在はタイ在住の日本人向けに不妊治療のサポートをしています。

タイで妊活を始めるとき、いちばん気になるのが「結局いくらかかるの?」という費用の話。

タイの不妊治療は基本的には自由診療(全額自己負担)で、日本の健康保険は一部しか使えません。そのぶん料金体系は病院ごとにパッケージ化されていて、費用の見通しは立てやすい構造です。

この記事では、バンコクの主要な不妊治療クリニックの相場レンジをステップごとにまとめ、駐在・帯同の方からよく聞かれる「海外療養費は使えるの?」「予算はどう組めばいい?」までお答えします。

この記事の前提

  • 不妊治療は自由診療です。記載の金額は保険適用外の自己負担額です
  • 為替は1バーツ≒4.4円で換算しています(2026年7月時点)
  • 料金は各院が予告なく改定します。正確な金額は必ず最新の見積もりで確認してください
目次

バンコクの不妊治療費用【ステップ別の相場一覧】

ステップ相場(THB)円換算の目安
初診・カウンセリング+術前検査(夫婦)10,000〜25,000約4.5〜11万円
タイミング法(1周期)10,000〜18,000約4.5〜8万円
人工授精(IUI・1回)15,000〜25,000約7〜11万円
体外受精・顕微授精(採卵〜受精、薬剤込み・1周期)220,000〜350,000約97〜154万円
着床前検査(PGT-A)1胚あたり18,000〜40,000約8〜18万円
胚凍結+初年度保管20,000〜30,000約9〜13万円
凍結胚移植(FET・薬剤込み)65,000〜90,000約29〜40万円

※バンコクの主要IVFクリニック(外国人受け入れ実績のある専門クリニック・総合病院)の公表価格・見積もり事例をもとにしたレンジです。

ポイントは、費用の大半を占めるのは「採卵〜受精」のステップだということ。ここは卵巣刺激の薬剤量(体質・年齢で大きく変わる)と、担当医のランク(シニアドクター指名で上がる病院が多い)で数十万円単位の差が出ます。

バンコクの費用構造は日本と何が違う?

在住の方が最初に戸惑うポイントなので、料金の「仕組み」を先に押さえておきましょう。

①パッケージ料金が基本

採卵・麻酔・受精・培養などをまとめた「一連の治療で総額◯◯バーツ」という提示が一般的です。項目ごとの積み上げ式が多い日本と比べ、見通しは立てやすい一方、パッケージに何が含まれるかは病院ごとにバラバラ。薬剤・麻酔・培養がどこまで入っているか、必ず確認が必要です。

②高度なオプションを組み込みやすい

タイムラプス培養器やPGT-A(着床前の染色体検査)、IMSIなどが標準的な選択肢として用意されていて、パッケージに追加する形で組み込めます(※どのオプションが自分に必要かは医学的な判断なので、医師と相談して決めてください)。

③ステップごとの都度払い

治療の進行に合わせて支払うのが一般的で、クレジットカード(VISA/Mastercard)はほぼどの病院でも使えます。

モデルケース別:トータルでいくらかかる?

ケース1:まずは検査+タイミング法から(〜20万円)

夫婦の初期検査+ホルモン検査に約10万円、タイミング法は1周期あたり5万円前後。「いきなり体外受精はハードルが高い」という方は、まず検査だけ受けて現在地を知るのがおすすめです。

ケース2:体外受精(ICSI)+凍結胚移植(約150〜200万円)

検査 → 採卵・顕微授精 → 胚凍結 → 凍結胚移植まで一通り進めた場合、バンコクの相場ではトータル約150〜200万円に収まるケースが多いです。

ケース3:体外受精+PGT-A(着床前検査)+凍結胚移植(約200万円前後〜)

PGT-Aを複数胚に実施すると、ケース2に加えて数十万円。当サイトにご相談いただく方で最も多いのがこのパターンで、トータル200万円前後が一つの目安です。胚の数や追加オプションによってはそれ以上になることもあります。

私自身の治療でも、採卵からPGT-A、凍結胚移植までを経験しました。実際の明細ベースの体験談はこちら:

費用が上下する5つの要因

  1. 卵巣刺激の薬剤量:AMHや年齢によって注射の量・日数が変わり、薬剤費だけで数十万円の幅が出ます。ここは事前見積もりでも確定できない部分です。
  2. 医師のランク:シニア/スペシャリストの指名で採卵パッケージが数万バーツ変わる病院が一般的です。
  3. PGT-Aにかける胚の数:1胚ごとの従量課金が主流。採卵結果が良いほど検査費用も増える構造です。
  4. 培養・移植のオプション:タイムラプス培養器、IMSI、アシステッドハッチング、着床サポートの点滴類など、1項目あたり数千〜2.5万バーツのオプションが多数あります。「全部盛り」にすると一気に膨らむので、医師と相談して必要なものだけ選ぶのが鉄則です。
  5. 通院回数:刺激期間中は数回の超音波+採血があり、1回ごとに費用がかかる体系の病院が多いです。

海外療養費・会社の制度は使える?【駐在・帯同の方向け】

日本の健康保険に加入したままタイに駐在している方から必ず聞かれる質問です。先に結論を書くと、「ほぼ使えない前提」で予算を組むのが現実的です。

海外療養費制度:理論上は、日本で保険診療として認められている範囲の治療なら対象になり得ます。ただし実務は極めて困難です。日本様式の診療内容明細書を現地の病院に書いてもらう必要がある、支給額は「日本で同じ治療を受けた場合」基準(実費ではない)、PGT-Aなど日本で先進医療・自由診療扱いのものは対象外、そして不妊治療での支給前例がほとんどない、という多重のハードルがあります。

確認する価値があるのは会社の制度のほうです。健保組合独自の付加給付や、駐在員規程・海外医療保険で不妊治療がカバーされるケースが稀にあります。治療を始める前に、人事・健保組合への確認をおすすめします。

医療費控除:タイ駐在で日本の非居住者になっている方は、そもそも日本の所得税の医療費控除は使えません(日本で納税している方・帰国して居住者になった年は対象になり得ます。個別の状況は税理士や税務署にご確認ください)。

海外療養費の申請手順、民間の医療保険、会社の制度の確認ポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています:
【バンコク不妊治療】日本の健康保険は使える?海外療養費・民間保険・会社の制度まで

治療予算の組み方:経験者としてのアドバイス

2年半の治療を通じて「やってよかった」お金の管理を3つだけ紹介します。

  1. 「いくらまで続けるか」を先に夫婦で言語化する:月々いくらまで回せるか、貯金からいくらまで使うか、どこまで進んだら一度立ち止まるか。「あるだけ使う」は計画ではありません。数字で決めておくと、結果が出ないときにも冷静に判断できます。
  2. 想定額に20〜30%の予備枠を乗せる:追加の検査・薬剤、想定外のオプションは必ず出てきます。予備枠があるかないかで治療中の精神的余裕がまったく違います。
  3. 他の夫婦の総額と比較しない:費用は年齢・原因・治療法で全く変わります。SNSで見かける「◯◯万円で授かった」は参考程度に。自分たちの予算と判断軸だけを見るほうが、お金も心も消耗しません。

あわせて、サプリや妊活グッズへの課金は医師に相談してから。医学的根拠のあるもの以外に月数万円使ってしまう夫婦は多いですが、その予算は治療本体に回すほうが合理的です。

費用を抑えるためにできること

  • 検査結果の持ち込み:一時帰国のタイミングで日本で受けた検査結果(1年以内が目安)があれば、重複する術前検査を省略できる場合があります。※検査項目の有効期限・受け入れ可否は病院によります
  • パッケージの中身を確認する:「採卵パッケージ」に薬剤・麻酔・培養がどこまで含まれるかは病院ごとにバラバラ。総額の見積もりで比較しないと意味がありません。
  • オプションは根拠を聞いてから:着床サポート系のオプションは「全員に必要」なものではありません。自分のケースに医学的な根拠があるか、医師に確認しましょう。

知っておいてほしいリスク・注意点

費用の話とセットで、必ずお伝えしていることです。

  • 不妊治療は自由診療であり、記載の費用はすべて自己負担です
  • 体外受精・採卵には卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、出血・感染、麻酔に伴うリスクなどの副作用・合併症の可能性があります。治療前に必ず医師から説明を受けてください
  • 妊娠・出産を保証する治療は存在しません。成功率は年齢・卵巣機能・胚の状態によって大きく異なります
  • 料金・パッケージ内容は各院が予告なく改定します。この記事は相場の目安であり、実際の金額は最新の見積もりでご確認ください

正確な費用を知りたい方へ(無料相談)

病院の料金表は改定サイクルが早く、記事に書いた瞬間から古くなっていきます。またパッケージの構成が複雑で、ご夫婦の状況(年齢・検査結果・希望する治療)によって最適なプランも金額も変わるため、この記事ではあえて「相場レンジ」までの記載にとどめています。

当サイトのLINEでは、提携クリニックの最新料金表と、状況に合わせたお見積もりを無料でご案内しています。

✓ 自分たちのケースだと、総額いくらかかる?
✓ まず検査だけ受けたい。何をいくらで受けられる?
✓ PGT-Aまでやった場合の総額が知りたい
✓ 治療予算をどう組めばいい?

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提携について:当サイト「バンコク不妊治療ナビ」は、SAFE Fertility Group(バンコク)の公式紹介パートナーです。掲載内容は運営者自身の治療経験と公開情報に基づいています。

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