こんにちは。バンコク不妊治療ナビ、ゆうきです。
「精子に問題があると言われた」
「ICSI、IMSI……何が違うのかよくわからない」
「不妊治療の費用がいくらかかるか、夫として把握しておきたい」
この記事は、そんな男性側の不安や疑問に向けて書いています。
というのも、私自身、治療の途中で精子の運動率が低下していることが判明し、通常のICSIからIMSIへのステップアップを医師に提案されたから。
この記事では、男性側に原因があるとわかった夫の立場から、ICSI・IMSIとはどんな治療か、バンコクでの費用と流れ、そして日本との違いをまとめます。
同じような状況のご夫婦に、少しでも参考になれば幸いです。
私たちの治療ステップアップの流れ
タイミング法から始まり、人工授精(IUI)、顕微授精(ICSI)、そしてIMSIへ。2年以上かかりました。
転機になったのは、治療2年目に受けた精液再検査です。
34歳の時に受けた最初の検査では、特に大きな問題は指摘されていませんでした。ところが再検査で、精子の運動率が明らかに低下していることが判明。医師から「IMSIを追加しましょう」と提案されたのです。
「もう36歳だし、そういうこともあるよな」と思いながらも、「日本にはない最新技術が使えるなら、むしろやってみよう」とポジティブに受け止められました。
海外でも高度な治療を受けられるバンコクにいたからこそ、その選択肢がすぐに使えたのは大きかったです。
ICSI(顕微授精)とは?
ICSIとは、顕微鏡下で1つの精子を直接卵子に注入する治療法です。
精子の数が少ない・運動率が低い・奇形率が高いといった男性側の問題がある場合に特に有効で、通常の体外受精(IVF)では受精が難しいケースでも妊娠の可能性を高められます。
| 治療法 | 方法 | 適応 |
|---|---|---|
| 体外受精(IVF) | 卵子に精子をふりかけて自然受精 | 軽度の男性不妊・原因不明 |
| 顕微授精(ICSI) | 精子1個を卵子に直接注入 | 精子の数・運動率が低い場合 |
| IMSI | 超高倍率で選別した精子でICSI | 反復不成功・精子形態に問題がある場合 |
「精子が少ない」「運動率が悪い」と言われた場合、まず提案されるのがICSIです。それでも結果が出ない、あるいは精子の形態に問題があると判断された場合に、次の選択肢としてIMSIが出てきます。
IMSIとは?なぜ追加になったのか
IMSIとは、通常のICSIよりもさらに高倍率の顕微鏡で精子を観察し、形態が最も良好な精子を選んで顕微授精を行う方法です。
ICSIで使う顕微鏡の倍率が約200〜400倍であるのに対し、IMSIでは6,000倍以上で観察します。肉眼では判断できない精子の細かな異常を見極め、受精に最も適した精子を選べるのが特徴です。
私の場合、再検査で精子の運動量が落ちていることが判明。
結果、医師から「より良い精子を選別できるIMSIにしましょう」と提案されました。
日本ではIMSIは先進医療扱いで保険が適用されません。しかしタイでは、このIMSIが標準的な選択肢として提供されています。なので、「やってみよう」と思った翌月には治療に組み込めました。
日本とバンコクの費用比較
日本では2022年4月から体外受精・顕微授精も保険適用になりました。ただし、年齢制限・回数制限があり、保険適用外となるケースも少なくありません。また、IMSIやPGT-Aは保険が使えず、自費での負担になります。
| 治療 | 日本(保険適用・3割負担) | 日本(自費) | バンコク(SAFE) |
|---|---|---|---|
| 体外受精(IVF) | 約3〜5万円 | 30〜60万円 | 数万バーツ程度 |
| 顕微授精(ICSI) | 約3〜5万円 | 40〜70万円 | 数万バーツ程度 |
| IMSI | 保険適用外(先進医療) | 5〜20万円追加 | SAFEでは標準提供 |
| PGT-A(着床前診断) | 保険適用外 | 10〜30万円 | SAFEでは受けやすい |
男性不妊で精子に問題があるケースでは、IMSIやPGT-Aが必要になることも多く、日本での治療費は想定以上に膨らみやすいのが実態です。
バンコクで治療するメリット(男性不妊の目線で)
費用の話だけになりがちですが、男性側に問題があるとわかったときこそ、バンコクならではのメリットが大きいと感じました。
① 精子の問題に対応した高度な技術を受けられる
日本では承認待ちや先進医療扱いの技術も、バンコクでは標準的に受けられます。IMSIがその典型です。「精子に問題がある」とわかった段階で、すぐに最善の手を打てる環境が整っています。
② 夫婦が同日・同クリニックで完結する
日本では、男性不妊の検査・治療は男性専門クリニック、体外受精は別のクリニックと分かれることがあります。SAFEでは夫婦が同日・同クリニックで受診でき、担当医とのコミュニケーションが一本化できました。夫としても「一緒に治療している」という感覚を持ちやすかったです。
③ 日本語でサポートを受けられる
バンコク不妊治療ナビ経由での予約で、日本語コーディネーターのサポートが受けられます。精子の状態や治療方針など、専門用語が多い説明もしっかり理解した上で進められました。
2年以上かかったからこそ伝えられること
振り返ると、タイミング法から2年以上かかりました。
途中で「自分の精子にも原因があるかもしれない」とわかったとき、正直複雑な気持ちはありました。でも、原因がわかれば、あとは対処するだけです。
IMSIという選択肢を知っていたか、知らなかったか。バンコクという選択肢があると知っていたか、知らなかったか。それだけで、治療の方向性はかなり変わります。
男性不妊と言われた方こそ、選択肢を広く持ってほしいと思います。
費用や治療の流れについて、もっと詳しく知りたい方はLINEでお気軽にご相談ください。同じ経験をした夫として、正直にお答えします。



